返済できないとどうなるの?借金取り立ての流れと対処法を知ろう

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1.借金が返せない!焦る前に状況整理を

借金をする人には様々な理由があることでしょう。必要があって借入をしたが、予定通りの返済が難しくなってしまった。気付けば毎月の返済が滞り、膨らみ続ける利息は手に負えない額にまで達していた。このような経験を持つ人が、借金をした人に多いのもまた事実です。

如何なる事情であっても、借りたお金を返さない限り、延々と取り立ては続きます。

借り入れようとしているお金が返済可能な額であるのか、できれば事前に見極めておくべきでしょう。最悪でも、返済不能を予期した、なるべく早い段階で対策を考えなければ、仕事や日々の生活にも影響をもたらすことになります。それが友人からの借金なのか、銀行やサラ金(街金)のような金融業者からの借り入れであるのか、債権者の種類によっても対処法は変わってきます。

ここでは借金取り立ての流れを知り、取るべき対処法について見ていきましょう。

2.借金を返済してないけど、これから何が起きるの?

借金している相手が友人や知人など、一個人である場合には話し合いで解決できる可能性が高いです。相手にもよりますが、すぐに訴訟を起こして強制執行という手荒な方法を取ることはないでしょう。

問題は、債権者が金融業者である場合です。金銭の借り入れ、あるいは商品購入のローン返済が滞ってしまったなど、様々なケースが考えられますが、いずれにしても個人間での貸し借りとは状況が異なります。最初から強い姿勢で返済を迫ってくることを覚悟しておきましょう。

取り立ての流れとしては、消費者金融であれば、返済期日を過ぎた翌日以降から電話か郵便で催促してくるのが一般的です。場合によっては返済期日当日にいきなり職場に電話が来る可能性もあります。これは明らかに貸金業法違反であり、状況によっては刑法上の業務妨害罪(232条)に当たる行為ですが、悪質な取り立てを行う担当者が存在することは事実です。

そのような場合には後日詳細を話す旨を伝え毅然と対応しましょう。事前にそのような知識を持っているだけでも対処法としては十分効果があります。

3.初期段階での取り立てを知る

過去に大手消費者金融の乱暴な取り立てが報道されたことにより、貸金業法の存在が一般に認知されるようになりました。そのため、かつてと比べれば債務者が不安になるような催促をしてくることは少なくなりました。

しかし、取り立ての流れそのものに大きな変化はありません。街金、信販会社の違いを問わず、電話・文書ともに強い姿勢で挑んでくることは間違いないでしょう。

特に信販会社の文書の場合には、一回の支払いが滞った段階で「当社の顧問弁護士を通して訴訟...」という類の警告を告げてくる可能性があります。電話での取り立てであれば、返済予定日の翌日、返済日が過ぎていることを告げてきます。

その段階では女性がかけてきますが、無視すると2~3日後に改めて男性社員から電話がきます。留守電に切り替われば同様のメッセージが何度か残されることもあるでしょう。

さらに対応を怠ると、自宅に催告状が届きます。返済が滞っている旨と返済額(遅延損害金が含まれている)が明記された明細書が届きます。通常、この段階でもまだ職場に電話が来ることはありません。

4.取り立て後期とその後の対処法

電話や文書による催促の段階では、借金の返済が滞っていたとしても危機感が薄い人がいます。厳しい口調で催促してきたとしても、昔のように暴言が飛び出すことはないので、放置してしまう人がいるのも確かです。

滞納が1ヵ月を過ぎても返答がない場合には、自宅まで訪ねて来る可能性があります。ただし、家族と同居であれば訪問を避けるのが普通です。もしあなたが一人暮らしであれば、自宅までやってくることを覚悟した方が良いでしょう。

接触しやすい夕方以降に訪れるので、遭遇してしまった場合には落ちついて交渉しましょう。決して脅しをかけて来るようなことはありません。次回以降の返済方法(返済額と返済回数)を話し合い、誓約書を2部作成して、双方で取り交わして完了となります。

これ以降、誓約書の通りに返済できれば問題ありませんが、もし生活が苦しく返済できない場合、3カ月が過ぎた頃に裁判という流れとなります。

こうなってしまうと「給料の差し押さえ」と「一括返済」という選択しかなくなってしまいます。一括が難しければ給与の差し押さえとなりますが、職場に知られることになるでしょう。

取り返しのつかないことになる前に、破産等、債務整理を視野に入れて、なるべく早い段階で弁護士に相談するようにしたいものです。

弁護士費用に不安があれば、法テラスの利用をお勧めします。メールか電話で問い合わせて、法律相談の日時を決めてください。借金は放置せず、早期に決着をつけるように心がけましょう。